おはようございます。
昨年からKulosで取組んでいた西原村河原地区の災害公営住宅が完成しましたので、
昨日は落成式に参加してきました。
県内最初の災害公営住宅の完成ということで、
蒲島知事をはじめ多くのご来賓の方々もあり盛大に執り行われました。
単に復興住宅を作るという事ではなく、コミュニティー形成を重視し、
住民同士でお互いにゆるやかに見守りながら生活できるような集落を目指して設計した災害公営住宅です。
住戸の縁側にベンチを配置して、コミュニケーションの促進を図ったり、
みんなの広場や集会所を設けて、気軽に住民間の交流も出来るようにしています。
住戸に関しては、構造材や内装材に県産材を使用し木の温かみが感じられる、耐震等級3・断熱等級4の住戸です。
阿蘇郡ですので冬はかなり冷え込むと思いますが、びっくりするほど暖かい暮らしができるのではないかと思っています。
昨年の8月下旬から、kulosみんなで案を考え始めプロポーザルに挑み、
年明けに着工し、昨日の落成式ということで、ほんと短期間での取組みでした。
昨年のプロポーザル&設計中は、幾度となく夜な夜なkulosメンバーで集まり、
案を検討した事はすごく大変でしたが、今となっては楽しくもあり、懐かしくも思えます。
その甲斐あって、メンバー一人ひとりに感謝状もいただきました。ありがたい事です。
エバーフィールド(施工者)の方々も、短工期の中、工事を進めるのはほんと大変だったと思います。
ほんと感謝しかありません。
昨日、蒲島知事や西原村村長にご覧いただき、気に入っていただいたようなので
ほっと安心しているところです^^
河原地区は完成しましたが、山西地区はまだ工事中です。
これに気を緩めず、山西地区完成までもう少し頑張ります。
河原地区 2LDK 6戸+3LDK 6戸 計12戸完成 + 集会所
事業概要や計画案は、下記の西原村のホームページをご覧ください。
http://www.vill.nishihara.kumamoto.jp/oshirase/_2374.html
設計監理に取組んだKulosのメンバーです!