おはようございます。
寒い朝が続いていますが、日中は晴れてて気持ちいいですね!
昨年、コンパクトな敷地(約30坪)に住宅の計画依頼がありました。
いくつかハウスメーカーにご相談して、計画案を作ってもらったんだけど、
どのメーカーさんも自分たちが納得いく案が出てこなかったとの事。
ちょうどその頃、私が過去に設計した「京町の家(2009年完成)」を見かけて、
コンパクトな敷地に上手に家が建っている状況を見られて、
私の事務所にお問合せいただいたようです。
敷地調査やヒアリングを重ねて、じっくり計画案を練ってご提案したところ、
今までこんな案を提案してきた会社はなかったとの事で、とても気に入っていただけました!
「京町の家」の敷地は写真の通りですが、
広さは約27坪で南側にアパートが建っている日当りの悪い土地でした。
こんな条件の悪い土地でも、時間を掛けて知恵を絞る事で、なんとか快適な家が完成したと思っています。
敷地がコンパクトで、どうしようか悩まれている方は、一度お気軽にお問合せください。
「京町の家」の説明や写真は、ホームページに掲載しております
http://www.sakai-takeharu.com/kyoumachi
「京町の家」は、越し屋根を作ってハイサイドライトを設けている事が一番の特徴ですが、
建築基準法を逆手にとって、採光を確保している部分もあります。それは、
北側の道路が狭かったので、建築基準法の道路斜線制限によって、
東側に建っているお隣の家(瓦葺の家)の道路際は、高さを高く出来ない事が分かっていました。
そこで、東側に大きな窓を取って朝日を取り込んでいます。
敷地がコンパクトでも、立地条件を読み解き、ご要望を理解して、
知恵を絞って計画案を練れば、ご満足いただける家が出来ると思いますよ!