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おはようございます。
昨晩の豪雨は、凄かったですね!窓の外は、前が見えないくらい降ってました(汗
6月30日のブログで、「根太工法」と「剛床(ごうしょう)」の違いはまた今度。。。としていましたので、
今回はこの件について書きたいと思います。
「根太工法」や「剛床」というのは、床の作り方の違いです。
上の2枚の写真が「根太工法」での床の作り方です。
1枚目の写真では、大引や土台がヨコ方向に取り付けてあるのが分かると思います。
(この写真では、基礎断熱の断熱材は、まだ施工されていません)
2枚目の写真では、大引や土台に対して直行方向に根太が細かいピッチで取付けてあります。
この根太の上に構造用合板を張り、その上に仕上材のフローリングを張っていきます。
この流れで床を作るのが「根太工法」です。
それに対して、「剛床」は下記の流れで工事を進めます。
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1枚目の写真は、土台や大引がマス目上に取り付けてあります(根太はありません)
(基礎の内側に、基礎断熱の断熱材も張り付けてあります)
2枚目の写真は、マス目上の土台の上に構造用厚板合板が全面に張ってあります(まだ、柱は建ってません)
3枚目の写真は、床の厚板合板張りが終わった後に、柱を建てて、上棟へと進みます。
この流れで床を作るのが「剛床」です。
つまり剛床は、根太を用いずに大引や土台の上に構造用厚板合板を直接張る床の作り方です。
違いが分かっていただけたでしょうか?
前回のブログでも書きましたが、私がなぜ1階は「根太工法」、2階は「剛床」を採用しているのか!
次回に、もう少し詳しくご説明しようと思います。