おはようございます。
最近、朝晩はちょっと涼しくなった気がします。日中はまだまだ猛暑ですが(汗
昨日は、県庁で終日講習会でした。
「くまもと型伝統構法を用いた木造建築物設計指針・同解説」講習会
なんか難しそうな名称ですよね!
要は、熊本県では伝統構法の木造建物を建てやすくしましょうという講習会です
伝統構法の木造建物を申請する場合は、一般的には限界耐力計算法という難解な構造計算をする必要があります。
さらにこの計算は適判(構造計算適合性判定)という、またまた面倒な審査を受ける必要があり、
なかなか伝統構法を建てるには、かなりハードルが高い状況にあります。
なので熊本県に限っては、ある一定のルールを守った伝統構法の建物の場合は、
構造計算を簡略化し、適判の審査も受けやすくし、建てやすくすることで、
年々減っている伝統構法の建物の普及&促進できればという狙いがあるようです。
講習会を1回聞いただけでは分からない部分も多々ありましたが、
何回か試しに利用すれば、それどほ難しいものではない気がしました。
私が伝統構法の新築建物を設計するのは、ほぼ無いと思いますが、知識としては勉強になりました。
古い住宅をリノベーションするような案件には、役にたちそうです!
金物を極力使わずに、木組みで建物を建てる事に興味がありますので、習得したいと思っています。