おはようございます。台風が近づいていますので。お気を付けください。
先月東京に行った目的の一つが、この展覧会を見る事でした。
「吉阪隆正展 ひげから地球へ、パノラみる」-東京都現代美術館にて
ル・コルビュジェのアトリエに2年間勤務し、弟子の一人として日本の建築に貢献した方です。
最近の話題としては、鈴木京香さんがVILLA COUCOU(吉阪隆正設計/1957年)を継承され、
修復工事中という事が報道されましたね!
前川國男さんや板倉準三さんもコルビュジェの弟子ですが、
吉阪さんは地味な印象があり、失礼ながらあまり知りませんでした。
しかし展覧会を見て、共感する事が多過ぎて、なんかゾクゾクしながら見てました。
使う人の事を考え、本気で建築に向き合い、妥協なく設計している吉岡さん
建築への情熱が半端なく感じられました
締切に追われたり、予算調整に翻弄されたりして
本来作るべき建築を見失いがちになりそうな日々がある中で
しっかり向かうべき、見据えるべき建築を見失わないようしなければと
建築設計者として、改めて気づかされたような気がしました。
求められている建築に熱意を持って、しっかり向き合わなければと思いました。日々精進ですね!
会場は、吉阪さんのご自宅の実物大の図面が展示されていたり、
ル・コルビュジェアトリエ時代の図面もあり、多くの来館者で賑わっていました。
行って良かったです