おはようございます。今週も始まりました!
土日は、九州大工塾+設計塾の4回目でした。
今回は、森林組合の方から市場も含めた木材の現状をご説明いただいた後に、
山の見学をさせていただきました。
それと、渡りアゴ構法のシステムを細かく教えていただきました。
まず、木材や山林についてですが、本当に深刻な状況ですね。
価格の低迷が続いてて、採算が合わない為、後継者も育たず、山は荒れ放題で
この先の見通しは、かなり難しい状況のようです。
そこを何とか森林組合の方々が頑張っておられるみたいですが、
やれることは限られているので、全く追い付いていない状況だと感じました。
どこの県も同じ状況だと思いますので、木材自給率を上げる為にも。
国も早く対策を打ってもらいたいものです。
写真は、森林組合が間伐した山林です。
これでもまだ間伐が足りないみたいですが、ほどよく光も差してました。
こんな斜面で仕事をするのはホント大変だと思いますので、
林業に携わる方々はすごいと思います。
北九州の山は、孟宗竹の繁殖が凄くて、困っているそうです。
山の山頂まで竹林が続いてて、竹が密集してました。
ものすごい勢いで繁殖するみたいなので、山の荒廃にもつながっているそうです。
タケノコの産地みたいですが、被害の方が大きいとの事でした。
人の手で整備された竹林。タケノコ収穫の為の場所です。
キレイですよね!
渡りアゴ構法について、詳しくご説明していただきました。
そして、基礎の配筋や木材の大きさを決めるリストも教えていただき、
今回もすごく勉強になる話でした。
すぐ現在の設計に生かせることも多く、早速出来る部分から採用しようと思っています。
2日間びっしり勉強しましたが、新しいことを知ることは楽しいですね!
来月も楽しみです^^