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2017.01.08

修復も選択肢に!

2017-01-07 14.05.52

こんにちは。朝は雨でしたが、昼からは晴れてきましたね!

昨日(1月7日)の熊日新聞に、上記の記事が載ってました。
ご覧になった方も多いと思います。
私もこの記事の通り、古い家で残せるものは極力残した方がいいと思っています。
現在、罹災証明が半壊以上の場合、公費解体が可能なので、解体を選択される方が多くいらっしゃいます。
それは建築の素人の方々にとっては、ある程度の被害があると、
残したい家でも「もうこの家はダメだ」と判断される方が多いからではないかと感じています。
壁や天井のひび割れや家の傾きなどの被害があっても、一概には言えませんが、
私たち建築のプロが見ると修復できると判断できる家でも解体される家が多いと感じています。
被害があっても残したいと思ってらっしゃる方々は、ぜひ建築の専門家にご相談されることをお勧めします。
私も記事内に記載のあったヘリテージマネージャーの一人です。
お気軽にご相談いただければと思います。

家を解体するということは、想い出も無くなってしまいますし、景観も変わってしまいます。
さらには、解体後にその地域から出て行かれるとコミュニティーも壊れてしまいます。
また、解体してしまうと、新築費用だけでなく、固定資産税も上がり、不動産取得税もかかります。
既存の家と同規模の家を建てようと思うとかなりのコストがかかると思われます。
行政側も解体にかかる費用を修復への補助金として利用すると、
産業廃棄物の処分代も大幅に減ると思いますので、
負担も減り、街も維持できるのではないでしょうか!
修復した方が、掛かるコストが安くなる場合も多いと思われますので、
修復も選択肢の一つに入れて欲しいと思います。

熊日記事のリンクです。
https://this.kiji.is/190271407083619830?c=92619697908483575

CATEGORY:建築, 日記・エッセイ・コラム COMMENT(0) TRACKBACK(0)


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